医学系の論文検索方法について

みなさん、こんにちは。

今回は研究の第一歩である論文検索の方法について、解説していきたいと思います。

卒業研究だったり、大学院に行こうと考えている人以外でも、日々の診療でのちょっとした疑問点なども、調べてみると誰かが論文にしてたりします。

無料で公開されているものも多くありますので、ぜひ先人の知恵を活用していきましょう!!



PubMedについて

医学系の論文検索で一番メジャーな検索サイトです。

もちろん世界規模ですので、世界最先端の研究から、今では教科書に載っているような有名な理論の論文なんかも、ぜーんぶ検索できます。(ぜーんぶ英語で!!)

しかし、ある程度の雑誌に載った論文しか検索にひっかからないので、英語でも新規性の少ない小さな雑誌の論文や、日本語の論文は検索できません。

管理人的にはこちらは良質な論文しか載っていないので、本当の研究者の研究には欠かせないですが、初めて論文を読む人や、研究を始める人には少し取っ掛かりにくい気がします。

中級者向きではありますが、医学系の論文と言ったらPubMedはナンバーワンですので、活用していきましょう。



Google Scholarについて

グーグルにも論文検索専用サイトがあります!!

実は管理人は初心者の方にはこちらをお勧めしたいです。

理由は使いやすいからです。みんな知っていて、みんな大好きのグーグル先生なので便利な機能がいろいろあります。

便利機能その1 期間指定ができる!

最新の論文を検索したい場合は20XX年以降に発表されたという条件を加えるだけで、検索が可能です。

新しいことを思いついた時、先に誰かやっていないかを調べる際に重宝します。

便利機能その2 日本語のページも検索できる!

先ほどのPubMedは世界規模のデータベースのために日本語の論文検索はできませんが、グーグル先生は可能です。

さらに日本語のみでの検索もできますので英語が苦手な方にはうれしいですね。

便利機能その3 google chromeで日本語翻訳しよう!

こちらは使用するブラウザソフトの問題なので、google scholarが良いという訳ではありませんが、英語が苦手な人には朗報です。

google chromeにはgoogle翻訳の機能を使ったwebページの日本語翻訳機能があります。(webページ場で右クリックするだけ!!)

こちらを使用することで非常にスムーズに論文の概要をつかむことができます。(翻訳精度は??な部分も多いですが、昔よりは大幅に改善されいます。機械学習万歳ですね。)

論文が見れない?

さぁ、ようやく目当ての論文が見つかったとします。

「あれ、みえないぞ」

ということが度々起こります。

その理由は、まあ当然のことで、論文の著作権というか販売権は、その論文を掲載している雑誌社にあります。

ですので基本的にはお金を払わないと見れません。(オープンアクセスなら見えます。)

しかし、学生の皆さんは大学図書館が一括でお金を払ってくれいて、大学のネットワークからアクセスすると契約している雑誌社の論文なら見ることができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。初めてだと意外とややこしい論文検索ですが、だいぶ便利に使えるツールがありますので、ぜひ活用してください。

それでは。

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